やめられない依頼
今日からまた翻訳をしている。
昨日の夜に、追加依頼をいただいたのだ。
先月末に納品した直後はもう今後は翻訳は一切受けないと思っていたのに、いざ依頼をいただくと金に目がくらんでつい引き受けてしまった。
とても後悔している…
どうして断れないんだろう私。
小銭のために登りに行く時間をごっそり奪われているのは、本末転倒だというのに。
翻訳をしていると思考がどんどん暗くなるのが分かる。
気分転換にせめてジムへ登りに行きたいけど、翻訳が終わらかなかったらどうしようと怖くなって登りに行く決心がつかない。
ここで登りにいければ、だいぶストレスなく翻訳の仕事を受けられると思うんだけどなー。
自分のビビリのせいなんだけど、つい依頼主を恨みそうになって、いかんいかん、せっかくお仕事(=お金)をくれる人なのに、と自分を制する日々。
恨み言を言いそうで怖くて、依頼主(元々はクライマー友だち)からの電話も音を消して出ない始末。
我ながら、精神的にやられておる。
シューズがでかい
猫砂でソリューションウーマンのヒールが滑ったのも、遊歩道トラバースでミウラーVSウーマンの爪先が効かなかったのも、シューズがでかいからのような気がしてる。
もう1サイズ小さくて良さそう。
さっそく次の勤務の時に買ってこよう。
サイコパス診断
サイコパス・テスト(診断) | サイコパスとは何か?-私たちが知っておくべき善意を持たない人々-
前職の上司を私の観点からやってみると、サイコパスの可能性があるという結果だった。
やっぱりな。
もちろんこの診断が絶対ではないのはわかっているし、サイコパスはイコール犯罪者予備軍というわけではないこともわかっている。
罪悪感とか人に対する思いやりがないという記述に納得。
そして、自分に都合の悪いことがあると言いくるめたり逆上したり、攻撃的になるというのも当てはまる。
元上司は、例えば、机の上にあるものを自分が落とすと「落ちそうなところに置いた人が悪い」と怒り、自分のものが落とされると「落とした人が悪い」と烈火のごとく責めるような人だった。
退職直前にセクハラをしてきて、後日勇気を出してセクハラだと指摘したら触ってきたことを認めて謝罪の言葉をテキストで送ってきたのだけど、なんとなく上辺だけな感じでのらりくらりとしているので、今後が不安でいろいろと確かめていたら、突然逆上して「むしろ俺が被害者だ!」と大きな声で怒鳴ってきた。
セクハラをしてきた人がセクハラの被害者だと主張するなんて、予想もしていなかったので面食らった。
いまだに意味がわからない。
会社に在籍していた間ずっと、この人はどこかおかしいと思っていた。
その人は、俺は正しい、お前がおかしいと私にずっと言っていたけど、やっぱりあの人がおかしかったのかもな、と思うと、少し気が楽になった。
御岳〜
昨日は御岳に。
外岩は2か月ぶりでした😃
寝坊したのでお昼ごろに到着して、砂箱岩へ。
猫砂を初お触り🎶
スタートムズいー。デッドで出るのとヒールで出るのどちらも試したけど、どちらも出来ず…。
強いていえばヒールの方が可能性を感じたので、こっちかな〜。
外岩で初めてヒールじゃなきゃ無理ってムーブが出てきて緊張しました。課題のグレードが上がってきたなぁと実感。
ヒールをかけるとソリューションウーマンのかかとが靴の内側でズルズル滑ってビックリ。
サイズをそんなに攻めてないのがここで影響してきたか?
ソリューションはヒールのかけ方が違うという噂だし、その可能性も…。
ミウラーVSウーマンのストラップをギチギチに締めたら大丈夫でした。
しかしヒールが苦手なので、なんか不安。
次はオゾンレディーを絶対に持ってこようと思いました。
途中からできるガバのパートは幸い大丈夫そう。
リップ取りの一つ前の右手出しは、落ちたらマットが無くなる場所になるので怖くて出さず。
下地悪くて怖いよー。
気温9度っていうけど、たいして寒くなかったです。
砂箱岩は風が遮られて陽当たりがいいので、むしろ暑いくらいポカポカ。
チョコレートが溶けました😢
15時頃に遊歩道岩に移動。
夕方にはえらく寒くなりました。
気温は昼間と同じ9度らしいけど、体感1度という表示に納得。
遊歩道トラバースは、順序を覚えられなくてモタモタ。
ようやく核心と思われる下部に辿り着いたら、案の定乗れず、それ故に左手も寄せられず。
指がよれて休んでるうちにどんどん寒くなり、ついに取り付いて動いても体があたたまらなくなって指がかじかんできたので、17時前に撤退。
御岳マジで寒いわー。
遊歩道岩がえらく汚れてたので、ひとしきり掃除して終了としました。
明らかに掃除してない感じのチョークの残り方だったのですが、遊歩道岩って新しいトポには載ってないので、それなりの人が触ってるはずだけど…?
ううむ、難しいもんですね。
そんなわけで、今回の御岳を通して思ったのは、こんな感じ。
- 体重軽くする必要あり。できれば-2kg。-1.5kgでもいい。
- 指を鍛えよう。
- ヒールのかけ方練習しよう。ルーフでヒールかけてデッドで出すってやつ。
それはそうと、いつかこれ食べて見たい。
みたけラーメン。
肉と野菜たっぷりのしょうゆ味…美味しそう。
女性のクライミングシューズ
山用品のお店でお客さまのクライミングシューズを選ぶお手伝いをしていてしみじみ思うのは、誰かからのオススメをどれだけ聞いても足を入れてみないとほんとに分からないということ。
特に女子は、詳しい男子からいろいろと教えてもらうことが多いと思うんだけど、体重とか登り方とか足のボリュームとか全然違うので、鵜呑みにしては危ないと思う。
誰も悪くないんですが、男子と女子の足は違うので、しょうがないと思うのです。。。
男子に、自分の体重で感じた硬さを、女子の体重の軽さを差し引いて、女子の足のボリュームを考慮して靴のアドバイスをしてもらえたら最高だけど、そんなの無茶だし(逆も)。
今日改めてこういうことを思ったのが、ある女性のお客さまとのやり取りでした。
どうもインスティンクトVSRを周りの方から勧められたらしく、この靴をご指定で試着をはじめたこの方。
お話を伺うと、インスティンクトVSを履いてるからVSRもたぶん大丈夫!とのこと。
そうか、と思ってお出しすると、別にいい感じなんでこれにしようかな〜みたいな反応だったので、このままVSRを買うのかなあと思ったのですが。
他にオススメあります?と訊かれて、ハイアングルW's、オゾンレディース、アナサジLV、ミウラーVSウーマンをお出しして履いていただいたところ、だいぶショックを受けられたようでした。
履きやすい!みたいな。
そりゃそうです。女性の足の幅の細さ、甲の高さ、かかと、体重の軽さを考慮した柔らかさなど、いろいろ調整して履き心地をよくしてますもんね。
このお客さまは、ひと通りこれらの女性用の靴を履いた後、インスティンクトVSRに戻ってみたところ、「…………こんなに違うんですね。」とビックリされたご様子でした。
ユニセックスモデルが別に悪いわけじゃないんだけど、女性の足のために調整されたものと比べるとやっぱり、深さとか幅とかいろいろ違いを感じられたようです。
私もわりとその傾向あるんですけど、周りが男性クライマーしかいない女性クライマーって多いんではないかと思います。
で、そうなるとどうしても男性目線のオススメしか聞く機会がないので、女性用モデルはそもそも話題にのぼらないんですよね。
考えてみれば当たり前なんですけど。
彼らは女性用の靴を履こうと思わなかったり、履けるサイズがなかったり、幅やらかかとやら甲の高さやら諸々が合わなかったりということもあると思うので。
ええと、案の定まとまりがなくなってきましたが…
ムーブも男性からのアドバイスは鵜呑みにできない(そもそも届かないっす!とか、そこまでロックできるパワーがないっすとか、よくある)ように、シューズ選びもそのまんまは適用できないので、いろいろトライしてみるのがやっぱよさそうだなあと思った(わりと確信に近いくらい強く)話でした。
わたしの役割
一昨日、山用品のお店でクライミングシューズを買いにいらっしゃったお客様に「失礼ですが、どれくらい登るんですか?」と訊かれたことが気になって、繰り返しぼーっと考えていた。
力量をはかられたわけだ。
その時は、ニコニコしながら「すみません、激弱なのでちょっと…」と言って誤魔化した。
お客様も「そうですよね、失礼しました」と引いてくれたからよかった。
以前も訊かれたことがある。
その時は随分と横柄な感じで言われたので、ムッとして私も「1級くらいですねー」と言い返したら、その人は黙ってしまった。
たしかに、明らかに始めたばかりの感じで、弱そうなのに調子にのってる感じの人だったのだ。
あれは良くなかったなと反省していて、次に訊かれたら濁そうと思っていたので、その通りに対処できたのだけど、これはこれでなんだかモヤモヤした。
考えていたら、そもそも訊かれることが何かのサインなんだと気がついた。
たぶん、私が随分と偉そうに話していて、見下されているような気持ちになったんじゃないかな。
別のことを考えているときに、これが繋がった。
お店の先輩スタッフが、背中が突然痛くてなって仕事に支障が出るくらいで、とても弱っている感じで本当に気の毒だったので、共通の知り合いの整体師さんのところへ行ったらどうかと提案したのだ。
先輩はやんわりと頷いてたけど、あの感じはたぶん行かない。
そういえば、私の彼氏も、お願いは聞いてくれても私からの提案はあまり採用されない。
彼氏、職場の人という、自分の半径を徐々に広げて考える身近な人ですら、私の提案はあんまり採用されないのに、そりゃお客さんが私の提案をそのまま採用してくれなくても当たり前だよな。
私はきっと、提案をすっと採用されるタイプのキャラではないんだろう。
風格とか、説得力とか、裏付けとか、そういうのが無い。
どっちかというと、話し相手の方が向いている。
隣できゃっきゃきゃっきゃ言って盛り上がる感じ。(←うん、得意)
先輩が、身体が大きくて強そうで(実際強い)知識もすごくて説得力もあるタイプだから、かっこいいなー、そうなりたいなーってつい思っちゃって、
風格も知識もそこまでじゃないくせに、そっちっぽい話し方をして、
キャラに合わないもんだから変に偉そうな感じになっちゃって、お客様は違和感を感じたんだろう。
だからきっと聞いてきたんだ。
「そんな風に見えないわりにずいぶん偉そうに話してるけど、お前なんぼのもんじゃい」ってとこか(;´∀`)
キャラに合わないのは、無理してやってもいいことがない。
私はできることをやろう〜
反省、反省。
つい背伸びというか、キャラに合わないことを憧れだけでやっちゃって、変なふうになっちゃうのね。
キャッキャと話し相手になるのは、お店の中で私しかできない。
先輩はいかにも強そうな体つきだし、背も高いし、ヒゲをはやしてるし、言葉も少ない。黙ってると間違いなく怖い。
私は背も低いし、筋肉もないので見た目からして弱そうだけど、きっと話しかけやすい。
専門的な道具がずらっと揃っていてなんかわかんないよー怖いよーと思ってる人は、私に聞けばいいし、なんかすごい人に意見を聞きたい人は、先輩に聞けばいいんだな(・∀・)
ってことで、スッキリ。
そんで、もしまたグレードを聞かれたら、今度はお客さんに聞いてみようと思う。
わたし、偉そうでした?
言ったらどうなります?
弱いやつからの意見って、あんまり聞きたくないもんですか?
うーん、角が立たないうまい言い方ないかな。
その日までに考えとこう。