クライミング

今週のお題「好きなスポーツ」に便乗して

 

ライミングが好きです。

2010年の8月に始めました。場所は、渋谷のPEKI PEKIでした。

別のジムでロープも何度かやりましたが、ジムに行くのにまでビレイヤーと予定をあわせなければいけないのが面倒臭くて、いつのまにかボルダリングに流れていました。

ボルダリングは一人でふらっと行けるし(ジムなら)。

人と付き合うのがめんどくさいので、広くて課題数が多いジムが好きです。

 

初めての外岩は御岳だったけど、あれはいつだろう。

たぶん、始めて1〜2年の時だったかと思います。

その時は完全に意味不明でした。

でかいし怖いし痛いし登れないし。

最初のうちは、私はジムで登るからいいんです、みたいな感じでした。

 

そんなジムクライマーだった私が外岩にすっかりハマったのは、旦那さんのおかげかなあと思います。

まだ結婚前に、いろいろ連れて行ってくれました。

御岳はもちろん、小川山、瑞牆、裏御岳、塩原、豊田、王子、矢掛、日御子など。

他にもたくさん連れて行ってもらったのですが、当時初心者だった私は恥ずかしくもわけが分からず連れて行ってもらっていたので、地名を覚えていないところが多いのです。残念。

 

そしてなんといってもアメリカのビショップ。

私みたいな弱いクライマーが行ってどうするんだと陰口を叩かれましたが、旅好きなのもあってなんとか仲間に入れてもらってくっついて行きました。

あれは、人生で最高の体験のひとつだなあと思います。

 

ビショップのボルダーはでかかった。

高いし、広いし、数が多い。

みんながとてもカジュアルに楽しんでいて、バチバチに真剣なクライマーもエンジョイなクライマーもみんなが一緒にクライミングに興じていたのが、とても印象に残っています。

誰かが連れてきてた犬も岩場を走り回ってたしね。

いいよね、あのフランクな感じ。

いつかもう一度行きたいし、やっぱりヨセミテにも行きたいよね。

タイやフランスやスペインやイタリアや南アフリカなど、世界に岩場はたくさんあるから。

早くコロナが収まらないかなあ。

 

ライミングをしてなければ旦那さんと出会っていなかったと思うし、

観光じゃない旅というものを知らなかったと思うし、

山登りもしなかっただろうし、

自分がスポーツ好きだということも気が付かなかったと思います(体育苦手だったから)。

 

ライミングで人生がガラッと変わったわけではないけど、じわじわと私の人生に侵食して比重が大きくなって進路が少しクライミング寄りの方向に変わった気はします。

そう考えるとスポーツは大事ですね。