外岩の荷物と行動食(10月後半)
昨日は貴重な晴れ間だったので小川山へ行ってきました。ボルダーです。
前日までの雨で下地はしっとりしてたし、岩もちょっと湿気があったけど、翌日からの雨予報を考えると登れるだけ御の字かなという感じ。正午〜13時くらいがコンディションは良かったように思います。
朝ついたばかりは朝露もあってだいぶしっとりしてたし、夕方は湿気があがってきました。夕方から雨予報だったけど結局降られなかったです。
それはそうと、外岩の荷物問題。
外岩に行き始めて3〜4年くらいですが、未だにベストの荷物と行動食が見つかりません。
多すぎて重いんですよね。マットと合わせるとたぶん15kgくらいあると思います。
アプローチでくたくたになりがちなので荷物を可能な限り減らすべく、今回持っていったものを振り返って次回につなげたいと思います。
今回持っていったもの
凡例
◯:持っていってよかったもの(次回も持っていく)
△:なくてもよかったかも
✕:いらない。次回は持っていかない
クライミング関係
◯ クラッシュパッド ×1
◯ サブマット ×1
◯ お風呂マット ×1
◯ レジャーシート×2
◯ クライミングシューズ ×3
◯ 大ブラシ
◯ 小ブラシ
◯ チョークバッグ
◯ ブロックチョーク
◯ 古いタオル
◯ 足ふきマット
クライミングシューズはできればもっと持っていきたいけど、重いので3足が限界。今回はソリューションウーマン、インスティンクトVS、ミウラーVSウーマンを持っていきました。
しかし個人的な悩みどころは、ソリューションウーマンとミウラーVSウーマンがちょっとサイズが大きいこと。3〜4年前に買ったので、まだ小さいサイズが履けなかったらしい(;´∀`)
どちらの靴も今までは問題なかったんだけど、最近なんとなく不安に思ってきたので、変えようと思ってます。
今のところ候補にあがってるのはオゾンレディースとハイアングルWMSと、持ってないけど、カタキウーマン。
オゾンレディースは次は持っていこう。
ハイアングルWMSは、御岳では良かった気がするけど、小川山ではどうだろう。迷いがあるうちは持っていかないかも。
新しいソリューションウーマンが出たらちゃんとしたサイズで買おうと思ってます。
ミウラーVSウーマンは、長年信じて愛してたんだけど、ちゃんとしたサイズで試着してみたら何度履いても痛くて、どうやら合っていないらしいという衝撃の事実が発覚したので、お別れしようと思ってます。
替わりのエッジングシューズとして期待しているのがカタキウーマン。手持ちのお金がなくてぼーっとしてる間にお店からなくなってしまったので、次に入ってきたら買うかも。
インスティンクトVSは履き心地が固いけどやっぱり安心感ありますねー。
私はカカトの上のフチがちょっとあたるんだけど、それでもやっぱりこの爪先の感覚が好きだから履きます。
撮影関係
◯ 広角レンズ(F4/10mm-18mm)
△ 単焦点レンズ(F1.8/24mm)
△ クリーニングクロス
◯ カメラ 替えバッテリー ×1
◯ 三脚
一応、一番撮りたいのは外岩クライマーなので一眼カメラは持っていきます。
自分の登り(記録用)もついでにこれで撮影。
でも登る方に気がいっちゃうのでなかなか作品は撮らないんですよねー。
自分の登りを撮影するには、狭い場所が多いので広角レンズがいい。
でも広角レンズはF4なので、作品を撮るとなるともうちょっときれいにボケが欲しい。ので、F1.8の単焦点はやっぱり持っていきたい。
でも、チョークまみれの手で付け替えってあんまりしないからなー。単焦点レンズを持っていくかどうかは、非常に悩ましい。
服装
服装はこれで正解だったので次回も全く同じかと。
◯ 速乾の長袖Tシャツ
◯ 綿半袖Tシャツ
◯ 裏ボアのズボン
◯ ウール靴下
◯ アプローチシューズ
もう少し寒くなったらベースレイヤーが速乾シャツからウールに変わるかな。私が持ってるウールのシャツがちょっと窮屈なので、ギリギリまで着たくないんですよね。もっと快適なウールのアンダーが欲しいです。
ズボンは暖かくて動きやすくて見た目がマシなものをずっと探し求めているんだけど、今のところはエドウィンのジャージーズをこえるものが見つかってないですね。もう3年くらいはいてます。
ウール靴下はおうちでリラックスする用のオルビスのものですが、しめつけがゆったりなので脱いだりはいたりが楽ちんでお気に入り。
私は裸足でクライミングシューズを履く派なので登る時は靴下を脱ぐんだけど、レストしてる間は寒くて靴下をはきたいので、脱いだりはいたりがすごく多いのです。
アプローチシューズは、私が行くようなところはそこまでアプローチが険しくないので適当です。本気アプローチシューズは別にあるけど、それはもはや軽い登山用になっている(笑)
それでも普通の靴やサンダルでは絶対に行きません。知り合いのクライミング歴40年のベテランクライマーがサンダルで行って、ちょっとガレた場所のアプローチで油断して滑って、足が岩と岩の間に挟まって大怪我したのを見て以来、必ずアプローチシューズで行くようにしています。
現地で快適にすごすための物
◯ ヘッドライト
◯ 厚手ダウン
◯ 厚手フリース
△ 薄手ウインドブレーカー
◯ ダウンパンツ
◯ ネックウォーマー
◯ ニット帽
◯ 手袋
◯ 使い捨てカイロ(貼るタイプ×1、貼らないタイプ×2がベストかも)
◯ ティッシュペーパー
◯ ハンカチ、ハンドタオル、手ぬぐいなど
◯ 眼鏡
◯ 携帯充電器とマイクロUSBケーブル
もう小川山は寒かったです!今年は寒くなるのが早いね。
川上村の道にちょこちょこたってる気温の標識みたいなやつは、行き(8時頃)は7℃、帰り(18時半ごろ)は9℃でした。
ほっぺたがピリピリするほどの冷気ではないけど、じっとしてると体が動かなくなるくらい寒かったです。
ダウンは中厚と厚手で迷ったけど、私は寒がりなので厚手で正解でした。
厚手のフリースも東京から着ていって、登る時以外はずっと着てました。
東京では毎日のように着てる薄手のウインドブレーカーは、小川山では使いませんでしたね。あるとなんとなく安心だけど、次は持っていかないかも。
予想以上に活躍したのがカイロ。背中に貼る用に1枚、手を温める用に2枚がベストかも。
ネックウォーマーは、BUFFを1枚と普段使いのボタンで留めるタイプのものを1枚持っていったんだけど、もう寒くてずっと付けてる感じなので、そのまま登っても邪魔にならない頭からかぶるタイプのネックウォーマー1枚で良さそう。
行動食
✕ お湯500ml
◯ 水500ml + BCAA
◯ アミノ酸系ゼリー飲料 ×2
◯ あられ
◯ ホームパイ×2
◯ BCAA
△ どら焼き
✕ 菓子パン
✕ 柿の種
✕ ドライフルーツ(ゆず、オレンジ)
✕ グミ
✕ チョコレート
✕ チーかま
✕ カフェオレ粉末
✕ フリーズドライ甘酒
残った行動食
今回、寒いだろうと思って熱いお湯と甘い飲み物を持っていったんだけど、小川山はトイレがあまり近くになくて基本「野」なので余計な水分をとらないという選択になり、全く飲みませんでした。寒さがしのげるか不安だけど重いしもう持っていきません。
行動食は好みやスタイルがあるので人によって違いますよね。
基本的に消化の良いものっていうのは一緒だと思うけど、どんどん食べてエネルギーを補給するタイプと、必要最小限しか口にしないタイプの人がいるように思います。
私は集中するとあまり食欲を感じないので、後者です。昔は外岩に行ってもお腹がすいてしょうがなかったのでよく食べてたけど、眠くなるのが嫌で減らすように心がけたらだんだん食べなくても平気になってきました。
ちょっと空腹を感じたらゼリーを飲むか、パンやおにぎりを少しずつかじります。もちろん、終わったら超お腹すきます(笑)
クライミングは登山と違って遭難の心配もあまりないから、非常食も必要ないですね。
普段から好きな食べ物を持っていくというので良い気がしました。
私は甘いものがあんまり好きじゃないので、あんこやチョコレート、クリーム、菓子パンなどは持っていったものの、やっぱり食べなかったです。登山の時はずっとエネルギーを消費し続けるからか、甘いものが妙に美味しかったりするんだけどね。不思議。
ホームパイとあられは好きだから食べたんだと思われます。ほんとはポテチとかじゃがりことかも迷ったんだけど、油っぽいのでやめときました。正解だったと思います。なんか動きづらくなる気がする。気がするだけだけど。
チーかまは大好きで登山の時は超役立つんだけど、クライミングの最中はあんまりタンパク質を欲しないのか、食べてみたけど別にって感じだったので、次はもう持っていかないかな。
柿の種とドライフルーツとグミは普段から好きだし登山の時に超美味しかったので、当然のように持っていったんだけど、クライミングの時は手がチョークまみれなので細かいものは食べづらくて食べないということに今回気づきました。なるほど。袋から直接流し込むほど好きならいいけど、そこまでのモチベーションはなかった。
持っていこうか迷って、結局持っていかなかったもの
- サンダル(クロックス)
- テーピング
- ベンガ ソールクリーナー
- カメラのリモコン
- カロリーメイト
- サングラス
テーピング以外はいらない気がするな。テーピングは何かあった時のために次は持っていこう。
足りないものはありませんでした。それは一歩前進(・∀・)
減らすだけで良さそうです。