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いまだによくわからない話

ジュースを買う度に思い出す、いまだによくわからない話。

 

18歳の時、3つ歳上の姉と同居していた。

ある時、家でごはんを作っていて、ちょっと足りないものを近くのスーパーに買いに行くことになった。

姉は機嫌が良かったのか、「大きいボトルのジュース、何でもいいから好きなの買ってきていいよ」と言ってお金を渡してくれた。

あまりお金がなくて普段ジュースも買えなかった私は大喜びでスーパーに向かい、悩みに悩んでカルピス原液を買って帰った。

カルピスが好きだし、大きいペットボトルとあんまり変わらない値段でよりたくさん飲めるからだ。

家に帰って姉に見せると、「はぁ?なんでよりによってカルピスなんか買ってくるの?!」と怒りだした。

なんでそんなに怒るのか、わたしにはわけが分からなかった。

欲しいものがあったなら「何でもいい」とか言わずに指定すればいいのに。

いまだに、何を買って帰れば姉が怒らなかったのか、よくわからない。

コーラか?CCレモンか?オレンジジュース?

カルピスと何が違うんだろう? 

姉がカルピスが嫌いだったかどうかはわからない。

特に覚えてないから、別に嫌いでもなかったと思う。

 

どうでもいいからすぐに忘れるけど、ジュースを買うたびに思い出す。